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 21世紀に入り、社会の多様化・複雑化が急激に進みつつあるなかで、これに起因する新たな歪みが人間関係を複雑にしてきています。
 そしてこれは、心身面 にも種々の障害として現れてきています。日本の現状を考えてみても、世界屈指の高齢社会となったことに伴う老人医療・福祉の問題、試行錯誤する中でなかなか先の見えてこない教育改革、破綻寸前の医療保険や年金制度、まだまだ後手に回っている環境保全対策など、悩める課題が多々あます。

 この様な状況を少しでも緩和する一策として、私たちは自然に親しみ、植物とのかかわりを見直し、生活の中に取り入れ、豊かさを確保することを提案する次第です。
 
 その方法として、身近な植物を利用した園芸があげられますが、従来の園芸活動を越え、身体や心のリハビリや癒しへの手法として有効に活用することを、内閣府認証 NPO法人 日本園芸療法士協会 は提唱します。
 
 すなわち、人々の社会復帰や生活の質(QOL)の向上に役立てる治療法として、園芸療法が欧米では広く認知され、活用されています。日本でもようやく園芸療法という言葉が一般化されようとしています。

 しかし、まだその教育体制は十分とは言えず、ごく一部の教育機関が独自の履修コースを持つにすぎません。私たちは園芸療法の普及とその指導者を育成し、多くの人々にこの治療を施すべく 園芸療法士資格 取得講座 を設置しています

 植物と人間の共生を促しながら、専門的知識と技能を提供する園芸療法普及への人材を育成することは、心の危機管理が叫ばれる21世紀の新しい仕事として有意義であると考えております。

 今、園芸療法士を社会に送り出すことが、あらゆる人々の豊かさにもつながり、期待は大きいものといえます。さらに、私たちの講座から巣立った園芸療法士たちが医療機関のみならず、一般 の人々へも心の安らぎを与えられるような空間の提供、ガーデン・園芸療法機器の開発、ケア観光事業へと事業を拡大していきます。

-- 要 約 --

園芸療法の起こり

1812年、ベンジャミン・ラッシュにより  アメリカにおいて行われました。

園芸療法の必要性

自然の中で行われる園芸活動が心身のリハビリの役割を担うことは、日常生活で誰しも体験することです。

園芸療法の自然的発生

私たち人間は五感の刺激を通 し、無意識に自然を求めているため、癒されていくと考えられます。

園芸療法の効果

私たちの生活環境においては、物質的効果 と心理的効果という二つの面があります。

予防保険としての園芸療法

園芸活動は老人性痴呆などの症例に対しては痴呆の進行を阻み、青少年においては自然を通 した情操を高め、非行等の反社会的な行動をも抑制することは十分に伺われます。


 
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