

イネーブルガーデンとは「可能性を広げる庭」という解釈で、園芸療法ガーデンとして位置づけています。
いわゆる一般的な庭は装飾性が求められますが、園芸療法ガーデンは、それに加え人々が訪れた時、植物を通して、その人々の希望がかなえられる意識を持たせたり、気付かせる庭なのです。
特徴としてバリアフリーであり、リハビリの園芸療法機材が設置され、何よりも植物が五感を刺激する植栽内容でなければなりません。
そして、そこには対象者に合わせた各々の園芸療法メニューが必要です。

当協会の保険外診療の場として、また一般市民の方の癒しの空間として園芸療法ガーデン「イネーブルガーデン」の整備を進めてきました。豊富な園芸療法メニューを組み込みこんだデザインと実施計画にて、日本初のイネーブルガーデンが当協会内に開園しました。
日々の研究がぎっしりと反映されたこのガーデンに、多くの方が足を運んでくださる様、こころから期待しております。園芸療法対象者の方に開放しています。
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