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札幌市認定小規模作業所(知的・精神・身体対応)「ホープサークル」は、平成19年9月末日をもって、廃止いたしました。

通所作業所 「ホープサークル」のメンバーさんは、当協会就労継続支援A型・就労移行型に移っています。

ホープサークル概要:ホープサークルは、2000年の設立以来、園芸療法を中核に生活機能訓練から、職業訓練へと進めていきました。療法を取り入れた作業所の生活は、心と体のバランスが取れ年々成果をあげ、商品制作の向上にあらわれてきています。

通所作業所 「ホープサークル」活動状況


作業所 Kさんの作品
とてもカラフルで事務仕事が楽しくなりそうです(中島)


2007年6月18日晴天 

待ちにまった動物園へ助け合いながら

すべての人々は、良い環境生活を求めています。
その中で障害を持つ人々の

「健康で良い生活環境とは何か」

「地球社会における平等なステージをどう求めるか」 

この課題の2つの接点を結ぶ方法として園芸療法の社会参加までの確立があります。

健康・環境職業・生活の自立というライフスタイルを求めるべきなのです。
園芸療法は、植物利用をリハビリテーションの中に取り入れ、障害を持つ人々の生活機能訓練として活用します。

 このような考えの下、当作業所「ホープサークル」(知的障がい者通所作業所)は、2000年の設立以来、園芸療法を中核に生活機能訓練から、職業訓練へと進めていきました。療法を取り入れた作業所の生活は、心と体のバランスが取れ年々成果をあげ、商品制作の向上にあらわれてきています。

その幾つかの取り組みを挙げますと、

1、クラフト制作技能の向上により依頼され東急ハンズ全国14店舗、ビバホーム全道10店舗
  に商品を販売。

2、大学の園芸療法ガーデンの管理、当作業所の園芸療法ガーデン制作。

3、園芸療法機材製作及び販売。

4、大学教育の聴講により、言語と身のこなしの発達。

5、事務能力開発 - 電話オペレーターの育成・経理業務のパソコン入力。

6、国家資格取得指導 室内園芸装飾3級 受験4名中、合格3名

7、園芸療法ガーデン内の作物生産による中央卸売市場及び花き市場への卸販売。

これらの取り組みは、通所する利用者の心の安定がなければできません。
さらに、体力も必要です。それを可能にしたのは、園芸療法ガーデンの環境が豊かな心と体を
支えてきました。

そして、一流の商品づくりができたことが利用者の自信となって地域社会への参加が、あた
りまえとなりつつあります。
当、通所作業所の構想する「ホ^プサークル」は、知的障がい者の方々の社会参加においける市
民生活を支援することを基本的役割とするものです。

ここには、知的障がい者、精神障がい者が通所で毎日午前10時から午後3時まで30名以上の利用者さんが療法を受けています。
療法の内容は、季節ごとに療法メニューがあって、園芸だけでなく、植物の関係する素材も含め、五感の刺激を知覚として認識させ、回復させています。たとえば、うつ的な人も1年間の療法で軽い回復が見られ、3年くらいで社会復帰となっています。知的障がい者の感情安定は1年以内の回復です。

ここでの療法の重点は、

1、植物を通じて、命が生まれる大切さを知り生きることを体得する。
2、共同作業から社会性を身につける。
3、生産を通して、社会参加をする。

に置かれています。

「ホープサークル」は、オビスポ園芸療法ガーデンをモデルとしつつ、役割を担うこととします。

1、知的障がい者が心と体のバランスを作るためのトレーニングの役割
2、地域への参加活動の場所としての役割
3、知的障がい者の能力開発の場所としての役割
4、知的障がい者の就労を支援する役割

「ホープサークル」は、これらの役割を果たすことを通じて、障がい者や高齢者が住みやすい地域づくりをめざし、すべての人々に福祉都市の実現をさらに可能にすることとします。

 
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